2014年03月09日
エコガイドの役割って・・・①
突然ですが・・・エコガイドの役割って・・・何でしょう。
エコガイドの役割のひとつ・・・それをお客様に説明する時のタイミングを紹介します。
エコガイドの役割とはどんな事でしょうか。。
詳しい説明をする。
楽しい説明をする。
インタープリテーションができる。
自然を大事にする事。
自然や文化になじんでもらう。
安全に観光する。
自然を好きになってもらう。。
いろいろ出てくると思います。
ずばり。。。エコガイドの役割とは・・・・・エコツーリズム(ガイド)の意味を知ってもらう=エコツアー(ガイド)の存在価値を知ってもらう・・・です。
自分自身はエコガイド・ネイチャーガイドという職業。でもお客様にとってはいち「ガイド」。自然の中で案内するからエコ(自然に優しい)やネイチャーガイドというのだと思う人が多い。観光なんだからどのガイドでも一緒に見えてしまう人も多い。まだまだエコガイド・ネイチャーガイドという職業の立ち位置が確立されていない場所が多いのです。お客様は自分の案内をしてくれるガイドが素晴らしいとお得感で満たされます。これも大事だよね。僕だって良いガイドがついてくれたら嬉しいです。そして最終的にはツアー中、お客様がエコガイドになってくれる。これ以上に嬉しい事はありません。
オーストラリアはエコツーリズム・オーストラリア協会のエコガイド認定プログラムがあり、協会かつ国家公認のエコガイド資格のある国であり、世界で最も早くエコツーリズム国家戦略を唱えた国でもあります。その中から引用すると・・
エコツーリズム・オーストラリア協会のエコガイド認定プログラムのGENERIC GUIDING COMPTENCY では、『ガイドとしての(特にエコガイド)責任と役割』の中では・・
『それぞれのガイドのルールや責任の違いを理解している』
『ツーリズムとホスピタリティ産業の中でもガイドの役割を理解している』
『エコガイドとして働く事に結びつけられる特別な責任について理解する事ができる」
などなどあるのですが、エコガイドの役割をガイド自身が認識していると、自然への接し方、参加者への接し方が違ってくるのです。
エコガイドである以上、使命があるからです。使命や責任を実感、もしくは手探りでも感じる事がエコガイドとして覚醒する要素になります。
エコガイドの役割のひとつは・・・・エコツーリズム(ガイド)の意味を参加者に知ってもらうことです。
僕はこんな感じで説明してます。
『エコ=自然に優しい、環境に優しい、地球に優しいなんて言葉は企業が植え付けたイメージです。エコ=エコロジーの生態系もしくはエコノミーの経済の事です。
経済学的に言えば、傷つけない、持ち出さない、理解する持続可能な観光をする事により、ほぼ永続的な観光の繁栄をもたらす事。生態学的に言えば、生態系の事を第一に考えた観光の仕方を実行できる(観光もしくは人物)という意味です。』
もちろん参加者にとっては『???第一に考えるってどういうこと???』となりますが、ツアーが進むに連れて僕が参加者にする振る舞いを感じて『納得』します。
自然の中を案内する事は誰にでもできることですが、自然の事を『第一に考えて』案内することは至難の業です。そしてそれを参加者に気づいてもらう事はもっと大変。ですがツアーが始まったら容易です。参加者にツアー後に何を感じさせ残せるかが大事です。「アーー楽しかったぁ」で終わらせるのは並のLevel。エコガイドLevelはさらに深く自然の真理に参加者を導く必要があります。そのための経験と知識とインタープリテーションなのです。それこそこれから○○○観光協会認定エコガイドなんて基準をつくることがあるのなら『当○○○観光協会認定エコガイドはエコガイドの意味を参加者に説明する事』などと基準を作ってしまってもいいと思う。
せっかく特別な’’エコツアー’’に参加して頂くのですから、エコガイドの存在価値を知ってもらう事でより付加価値をつけましょう。そして参加者は存在価値を覚えていくのです。
そしてそのタイミングは・・・・感動の波、第1波目です。
長々とエコツアー、エコツーリズム、エコガイドどうのこうのと説明すると自慢話のように聞こえ否定的になり参加者はうんざり。。。。だから頃合いを見計らって感動の波の第一波のあと、感動につけたすお新香のように説明。後に納得する種を蒔きます。起承転結の準備を最初にします。
自分の中で感動の波がきたーーーーと思ったらチャンスです。
例えば・・・・

毎年恒例になっている医大生たちを連れての世界遺産ラミントン国立公園散策。ツアーとしてはココ数年スプリングブッルク国立公園を中心に組み立てているから、以前と比べるとラミントン国立公園はご無沙汰でした。それでもおすすめスポットです。運転中にいるわいるわのワラビーの群れ。まるでサファリパークのように色んな動物やは虫類、鳥がでてくると盛り上がる。感動感激!
①生態系や種類、地形、など説明をする。(まず知りたい事を教える)
②そのあとにエコツーリズムってのはね。。。って話に移ると聞く耳を持ってくれる。
こんな感じかな。
正直に書くけどエコツーリズムの話に参加者は感動してくれる事が多い。なるほど、そんな意味があったんだってね。自分自身も自然の一部だし、自然に活かされている事に変わりないし、感動をもとめて環境に興味を持っているからツアーに参加してくれているわけだし。
たまたまエコツアーに参加するわけじゃない。心あって参加するんだからエコツーリズムの真理を参加者と分かち合う事が大事だね。
エコガイドの役割のひとつ・・・それをお客様に説明する時のタイミングを紹介します。
エコガイドの役割とはどんな事でしょうか。。
詳しい説明をする。
楽しい説明をする。
インタープリテーションができる。
自然を大事にする事。
自然や文化になじんでもらう。
安全に観光する。
自然を好きになってもらう。。
いろいろ出てくると思います。
ずばり。。。エコガイドの役割とは・・・・・エコツーリズム(ガイド)の意味を知ってもらう=エコツアー(ガイド)の存在価値を知ってもらう・・・です。
自分自身はエコガイド・ネイチャーガイドという職業。でもお客様にとってはいち「ガイド」。自然の中で案内するからエコ(自然に優しい)やネイチャーガイドというのだと思う人が多い。観光なんだからどのガイドでも一緒に見えてしまう人も多い。まだまだエコガイド・ネイチャーガイドという職業の立ち位置が確立されていない場所が多いのです。お客様は自分の案内をしてくれるガイドが素晴らしいとお得感で満たされます。これも大事だよね。僕だって良いガイドがついてくれたら嬉しいです。そして最終的にはツアー中、お客様がエコガイドになってくれる。これ以上に嬉しい事はありません。
オーストラリアはエコツーリズム・オーストラリア協会のエコガイド認定プログラムがあり、協会かつ国家公認のエコガイド資格のある国であり、世界で最も早くエコツーリズム国家戦略を唱えた国でもあります。その中から引用すると・・
エコツーリズム・オーストラリア協会のエコガイド認定プログラムのGENERIC GUIDING COMPTENCY では、『ガイドとしての(特にエコガイド)責任と役割』の中では・・
『それぞれのガイドのルールや責任の違いを理解している』
『ツーリズムとホスピタリティ産業の中でもガイドの役割を理解している』
『エコガイドとして働く事に結びつけられる特別な責任について理解する事ができる」
などなどあるのですが、エコガイドの役割をガイド自身が認識していると、自然への接し方、参加者への接し方が違ってくるのです。
エコガイドである以上、使命があるからです。使命や責任を実感、もしくは手探りでも感じる事がエコガイドとして覚醒する要素になります。
エコガイドの役割のひとつは・・・・エコツーリズム(ガイド)の意味を参加者に知ってもらうことです。
僕はこんな感じで説明してます。
『エコ=自然に優しい、環境に優しい、地球に優しいなんて言葉は企業が植え付けたイメージです。エコ=エコロジーの生態系もしくはエコノミーの経済の事です。
経済学的に言えば、傷つけない、持ち出さない、理解する持続可能な観光をする事により、ほぼ永続的な観光の繁栄をもたらす事。生態学的に言えば、生態系の事を第一に考えた観光の仕方を実行できる(観光もしくは人物)という意味です。』
もちろん参加者にとっては『???第一に考えるってどういうこと???』となりますが、ツアーが進むに連れて僕が参加者にする振る舞いを感じて『納得』します。
自然の中を案内する事は誰にでもできることですが、自然の事を『第一に考えて』案内することは至難の業です。そしてそれを参加者に気づいてもらう事はもっと大変。ですがツアーが始まったら容易です。参加者にツアー後に何を感じさせ残せるかが大事です。「アーー楽しかったぁ」で終わらせるのは並のLevel。エコガイドLevelはさらに深く自然の真理に参加者を導く必要があります。そのための経験と知識とインタープリテーションなのです。それこそこれから○○○観光協会認定エコガイドなんて基準をつくることがあるのなら『当○○○観光協会認定エコガイドはエコガイドの意味を参加者に説明する事』などと基準を作ってしまってもいいと思う。
せっかく特別な’’エコツアー’’に参加して頂くのですから、エコガイドの存在価値を知ってもらう事でより付加価値をつけましょう。そして参加者は存在価値を覚えていくのです。
そしてそのタイミングは・・・・感動の波、第1波目です。
長々とエコツアー、エコツーリズム、エコガイドどうのこうのと説明すると自慢話のように聞こえ否定的になり参加者はうんざり。。。。だから頃合いを見計らって感動の波の第一波のあと、感動につけたすお新香のように説明。後に納得する種を蒔きます。起承転結の準備を最初にします。
自分の中で感動の波がきたーーーーと思ったらチャンスです。
例えば・・・・

毎年恒例になっている医大生たちを連れての世界遺産ラミントン国立公園散策。ツアーとしてはココ数年スプリングブッルク国立公園を中心に組み立てているから、以前と比べるとラミントン国立公園はご無沙汰でした。それでもおすすめスポットです。運転中にいるわいるわのワラビーの群れ。まるでサファリパークのように色んな動物やは虫類、鳥がでてくると盛り上がる。感動感激!
①生態系や種類、地形、など説明をする。(まず知りたい事を教える)
②そのあとにエコツーリズムってのはね。。。って話に移ると聞く耳を持ってくれる。
こんな感じかな。
正直に書くけどエコツーリズムの話に参加者は感動してくれる事が多い。なるほど、そんな意味があったんだってね。自分自身も自然の一部だし、自然に活かされている事に変わりないし、感動をもとめて環境に興味を持っているからツアーに参加してくれているわけだし。
たまたまエコツアーに参加するわけじゃない。心あって参加するんだからエコツーリズムの真理を参加者と分かち合う事が大事だね。