2010年07月29日

世界の果物・・3 『ブラックサポーテ』

第3弾は真っ黒な・・・・柿。

Black Sapote






原産地は中南米で、1770年ごろにはもうフィリピンなどで栽培が始まったらしい。そしてこの果物はインカ帝国においても重要な食料として扱われていたそうです。学名は (Diospyros digyna) 、Ebenaceae(カキノキ科)に属し、別名Chocolate Pudding Fruit。確かにそうChocolate Pudding Fruitと言わないと食べないだろうなぁ。

産まれて初めてみたオレンジ色以外の柿です。これは日本の柿だけを知っていたらありえない色ですね。なぜチョコレートフルーツかというと、表面が緑。そして水風船の如く柔らかくならないと食べれない。そして黒緑いろの表面となってから割ってみると。。。。

グッチャァと包丁が入っていく感覚。。真っ黒だ。。。チョコレートみたい♡。だから別名チョコレートフルーツなんですね。最初に見て、食べろと言われたときはすごく勇気がいりました。しかも「チョコレートみたいだぞ」って言われたのでしぶしぶ。。





そして食してみると、、、、、味が、、、ない。。最初に食べたときは全く味が「無いface08face08face07」っと感じた。食感はクチャ。。プチャ。。ムニュ〜系。どこがチョコレートなんだよ適当だなぁっとつくづく思った。チョコレートなんて見た目だけじゃんface09

それ以来お客様には、ホップクリームと一緒に食べてもらって「日本のコーヒーゼリー」みたいではないですか?と聞いています。しかもビタミンはオレンジの4倍!はい!たべてくださ〜〜いっと盛り上げてますicon06





味は嫌な匂いもなく、かすかに干し柿の味がします。みずみずしく食感も柔らか。現在では大好物になっていますよface01face01


ちなみに日本の柿は、東アジアから伝わったもの。日本の柿の学名にはDiospyros Kakiとなっていて日本語の「柿」が「Kaki」としてそのまま使用されています。そして1789年にはヨーロッパへ、そしてそして1870年に北アメリカへと「Kaki」は世界へ羽ばたいたのです。


この間穫れた巨大ブラックサポーテ⇩通常300gくらいですが、1kg近かった。。






世界に400種もあるとされるカキノキ科。なぜ世界中にあるのだろう。。その理由の一つは大航海時代以降、人為的に開拓者や商業船が世界各地域に「カキノキ」をひらめたこと。

もう一つの理由は、起源が古い果物だと言うこと。
自然界においてはカキノキは「ゴンドワナ要素」とよばれる植物です。1982年にオーストラリアの始新世(約5,500万年前から約3,800万年前までの期間)の地層からカキノキ属の化石が発見されました。

という事は、、カキの起源はゴンドワナ大陸時代か??と言われ始めています。。





ゴンドワナ中央部のインド - アフリカの横のラインと,ゴンドワナ東部の南アメリカ ー 南極 ー オーストラリアの縦と横のラインに分布。後に南アメリカ組のカキノキ や、オーストラリア組,インド組,アフリカ組(が別々に進化して行ったという説が強いです。
もっとも古い原始的なカキの種はインドとアフリカにあるそうです。

そして1800万年前ごろになると北アメリカと南アメリカが合体。そして南米から中南米、北米へとカキノキは分布したのではないかと言う事です。歴史深いですね〜

いやぁカキノキという果物はじつは恐竜が食べていたものだったのかもしれないですねface06  

2010年07月29日

雨のち感動 ツインフォール

朝から雨。

そして今も雨。

ゴールドコーストの世界遺産区域はゴンドワナ多雨林保護区といいます。

今日のツインフォール⇩水量はMAXに近かった





多雨林と書いてタウリン。栄養剤としか聞いたないような言葉ですがRAINFORESTの日本語です。特に雨の日は、残念という方も少なくないのですが(あたりまえですね)、僕はツアーの始めにお客様に「伝えたいこと」があります。

展望台からの景色⇩森が呼吸をしてるように水蒸気がポツリ






朝から雨ですとツアー参加者も雰囲気がかなり「しょぼん」としています。それはそうです。せっかくの1日。時間が限定されている滞在なわけですから。そして現在日本は夏休みです。お子様連れの参加者も多い。ですからまず車内では笑顔をつくる事に専念。人によって冗談はいろいろでしょうが、今日の僕の場合は「雨」にちなんだトークでした。


生き生きとしているユーカリの新芽⇩





まず参加者に質問・・雨男、雨女の方いますか?・・・・何名かクスクスと笑いながら手を挙げます。

そして第2問・・雨子供・・雨小学生・・・雨中学生はぁ〜ヽ(´▽`)/〜♪ ?まぁ文章にするとあり得ない言葉ですが、流れ的にドドっと笑って頂けます。

さぁ笑顔と流れをつくりアイスブレイクして、ここから本番。まず「現実」を伝えます。そして雨は嫌だという雰囲気がありますから「勇気づけ」をし、「考え方」を紹介しました。

例えば、今日の雨は止まないから(現実)ずっと残念がっても晴れないけど(勇気づけ)楽しもうとした方が徳です(考え方)。というような文章を流れにそってトーク。そうすれば参加者もなんとか今日は楽しもうと思って頂けます。


ふと雨がやんだとき、空を見上げる⇩そびえる樹々が神々しい







そして「伝えたいこと」・・・とは雨の日は最高という事なんです。

「今日の森は英語でRAINFOREST。日本語で「雨の森」。だから今日の森は「雨が降っている時」「雨が降りそうな時」「雨が降り終わった時」にもっとも神秘的になります。雨は恵みで、それを体感できるベストコンディション・・」ということです。


こんな乾期に雨なんて・・・♡⇩と植物は思ってるかもね






流れをつくり、伝わる言葉。。。。


木生羊歯「ヘゴシダ」⇩ジュラ紀よりも古い時代から残る






ガイドの一言はすごく大きいなとこの仕事をしていて本当に感じます。ガイドの一言は料理で言うと「隠し味」に相当する場合があります。なくてもいい。。でもあった方が相乗効果はものすごく広がります。難しいからいつも自分に四苦八苦です。


ズームぱしゃり⇩迫力がありますね






きょうの参加者いわく「子供に戻ったみたいだった」「びしょねれになって気持ちよかった」「お肌すべすべ・・・・♡♡」
すごくその感想が嬉しかったです。森にThank youface01