2011年04月07日

『美味しんぼ』雁屋哲さんと・・

今週末、シドニーへ行って来ました。


赤ちゃんが産まれたばかりなのですが、おくさまの『どうぞ・・face02』という神の声のおかげで、コソコソicon16とシドニー行きのチケットを購入しました。

そこまでして行く理由は、『美味しんぼ』の原作者であり、シドニーにお住まいの『雁屋哲』さんに会わせて頂けるという事でした。


引き合わせてくれた方は『新ばし』の手打ち蕎麦の職人ご夫婦。『美味しんぼ 59巻』からたびたび登場しています。 http://oishimbo.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=10590205


そしてこのご夫婦との出会いのきっかけはシドニーにある『新ばし』がゴールドコーストに店舗をつくり、僕がよく行くようになったこと。そして『関口知宏のファーストジャパニーズ NO13 エコガイド 藤井慶輔』(2009年にNHKとNHK プレミアムで放映)の3週間の撮影期間中に、蕎麦好きの関口知宏さんを筆頭にクルーの方々とたびたびこのお店に行きました。

ただそれだけだと普通のお客だったと思います。


『関口知宏のファーストジャパニーズ』は1時間番組なのですが、3週間の密着した取材の中で、僕が大切にしている事として、旬を逃さずタイミングを見計らって最高のもてなし(演出)をする心『一期一会』のお話をした部分と、オーストラリアに来てから『美味しんぼ』が日本を知る手がかりだった事を話した部分がカットされずに放映されました。

その放映された番組を新ばしの奥様がDVDに録画して、雁屋さんに送ってくれていました。それだけでも嬉しかったです。


そして今回、雁屋さん宅へお邪魔するから一緒に来ない?とお声をかけて頂きました。



日本からオーストラリアへ移住する数ヶ月前、12歳だった僕は熱を出して寝込んでいました。そして母が退屈しのぎに買って来てくれた漫画がなぜかその当時見た事も読んだ事もない『美味しんぼ 19巻 食は三代』だったのでした。

『オーストラリア』に来なければ、『美味しんぼ』は数ある漫画の一つだっただろうし、、、23年前、縁あってオーストラリアへ来る年に『美味しんぼ』に出会い、3年前、縁あって『関口知宏のファーストジャパニーズ』の取材を受けて、縁あって『新ばし』と出会い、、そして雁屋哲さんと出逢わせて頂きました。


長い時をかけて繋がった不思議な出会いと繋がりに、感謝以外の言葉が浮かびません。


美味しんぼという漫画は、小学校を卒業してオーストラリアへ移って来た僕にとって特別な存在なのでした。。。

ネットもない時代、国際電話も1分300円以上もする時代。無理矢理オーストラリア連れて来られて、日本へ帰りたかった時代。

オーストラリア永住したての僕の・・・・・・・・・まだまだ知らない『日本』や『日本人の気質』、『四季の捉え方』、『食の世界』はもちろんの事、さらに日本人の物事への『考え方』『捉え方』『感じ方』『根気強さ』『工夫と応用』『心構え』『本質』『温かさ』『技術』『こだわり方』『歴史』『文化』『ホスピタリティ』『智恵』『知識』『探究心』『タイミング』『感性の重要さ』『おもてなし』『問題』など・・・・今の僕の生き方や職業に対してたくさんの『考える』ヒントや『引き出す』ヒントをくれた本でした。

もともと僕の家の家系は何代も料理人らしく、『藤井書籍』と父が自称するくらい膨大な食に関する本があります。そのなかに美味しんぼに登場した今は手に入り難くなっている本もあり、いっそう美味しんぼの世界と、日本人の食(自然)に対する考え方に浸る理由となりました。

『美味しんぼ』の存在は、日本人でありオーストラリアで育った『狭間』の者として、両国の間に位置する者として、両国のメリットになることを『何か』したいなと思う大きな糧になりました。

美味しんぼの作品は、『事実』を多く描いている作品だから、光が強ければ強い程、影もまた濃くなるように、一部でバッシングを受けている事も知っています。またそれも事実。そしてそれも受け入れた上で学ぶべき、尊敬するべき部分が僕にとっては非常に大きいのです。





実際にあった雁屋さんは、相手の身分にとらわれず接してくれて、話し方も豪快でよく笑う方でした。そして家族を本当に大切にされていて、家族にも愛されている方でした。帰り際『また会おう』と言われた時は本当に嬉しかったです。今回その機会を作ってくれた新ばしのおじさん、おばさん、そして行っても良いよと言ってくれたおくさまと何も言わず待っていてくれた花蓮に感謝です。

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この記事へのコメント
「美味しんぼ」は私にとっても思い入れのある漫画です。
私はシドニー在住ですが、その原作者の方がシドニーに
住んでおられるのは何か嬉しい気持ちがします。
Posted by ワーキングホリデー オーストラリア at 2011年04月07日 10:49
私は本も漫画も大好きなので、『美味しんぼ』も読みましたよ!
だからなんだか感動です。

長い年月を変えて不思議な糸が繋がったとても素敵な出会いだったんですね。
作者の雁屋さんもそんな思い入れでご自分の書いた作品を読んでもらえていた事が本当に嬉しかった事でしょうね。
Posted by 小梅 at 2011年04月07日 12:14
奥様すごく優しいですね~!!
私だったら、『ええ・・・・だったら私も一緒にいく!!!!』っていって一緒に無理にでも付いていきそうです・・笑))
kさんって12歳からこっちに住んでたんですね!
すごい・・!!
『美味しんぼ』懐かしいですねぇ~~!!
昔読んだ事あったのですが、また読んでみたくなりました♪
Posted by AYU☆AYU☆ at 2011年04月07日 18:11
ワーキングホリデー オーストラリアさま
会いたい、話したいと思っていて叶ったことなのでとても感動しています。オーストラリアは、汚染も少なく、乱獲も禁止され、多国籍ですし、『命を頂く』環境に恵まれていると思います。


小梅さま
普段余り緊張しないのですが、この日はドキドキ感がいつもと違い緊張しました^^楽しかったです。

あゆさま
先を見据える力もあり、必ず陰ながら支えてくれる妻を持って本当に嬉しいです!今度は連れて行きたいと思いますよ〜〜〜!
Posted by KK at 2011年04月11日 10:24
 
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『美味しんぼ』雁屋哲さんと・・
    コメント(4)