2011年04月20日

soba職人の技 弐

http://ecotourguidekei.go-jin.com/e16995.html の続きです。そして手打ち蕎麦の仕上げをご報告しますface02

2日前に穫れたオーガニックの蕎麦の実を製粉してその場で職人が打つ。。。湯でる。。そして食べるというかなり嬉しい贅沢で貴重な体験をさせて頂きました。






色の比較をするならタスマニアは、白い感じで新そばは白さがあります。そしてキメが恐ろしく細かい。。日本には様々な蕎麦がありますが、先入観なしに紛れもなく質が高いと感じました。日本で仕入れようとしてもこれがまた『高い』んです。






今回の『押し掛け手打ち蕎麦』で使用した『そば粉』は、有機栽培。しかも世界で最も空気と水が綺麗とされるタスマニア島で育てられたものです。(ちなみにワサビもタスマニア島で栽培されています)
そして今回の趣向の為に、日本大使館とオーストラリア大使館に送る蕎麦の実を栽培する畑から収穫したとのこと。しかもその日は雨で、機械が使えず、カマを使い雨の中収穫。その後、蕎麦の実を取り出し乾燥させてから製粉させるのですが、乾ききらず『ドライヤー』まで持ち出し乾燥させ、あとに製粉したそうです。







オーストラリアの新蕎麦の時期は5月以降。。よって新ばしの主人曰く『世界中でここにしかない究極の新蕎麦』と言っておられました。







一寸の狂いもない技術は見ていてホレボレします!







なぜタスマニア島で『蕎麦栽培』をしているかというと、発端は20年以上前、江戸の風情を強く残すそばの代表格である東京・浅草の老舗蕎麦屋「並木藪蕎麦」の先代堀田平七郎が、白鳥製粉の先代の社長に科学の進んだこの時代(当時)、蕎麦の味の落ちる夏になんとか鮮度を保つことができないのかと話したことだそうです。

(江戸/東京では夏の蕎麦は犬でも食わないと言われていた)それだけ味が落ちるということだ。









白鳥製粉の社長・白鳥利重氏がオーストラリア政府小麦局にそばの栽培試験を依頼したのは1971年、そして当初は『絶望的な結果』という報告だったそうです。しかしその後、蕎麦を植えた時期が、『失敗の原因は日本と同じ時期に植えた為』と発覚し、日本とは逆の季節に植えることに成功。







タスマニア州政府と現地の大学の協力によりタスマニア島の北部、ローンセストンの畑でそばの栽培に見事!成功したのが1987年ということなのでこの時点から数えても既に22年有余の年月が経っているということになる。我々が食べるこの蕎麦には長い、長い先駆者の努力と忍耐と智恵、そして受け継ぐ者が居たからこそなのですね。







オーストラリア・タスマニア島はちょうど赤道を挟んで日本とは反対側の南半球、オーストラリア本土の南に位置する小島であるが、緯度が青森県と北海道の道南地方と同じくらいで気候も日本と似ているとか、従って島の朝夕の寒暖の差とか朝霧が降りる地理的、気候的な特徴は日本のそばの産地に適しているのだそうです。






からいそばつゆの「つゆをちょっとだけつけて食べる」伝統的江戸のそば







本物ってすごい。先駆者から次世代に受け継がれる魂と技術の継承!

日本人に生まれて良かった〜〜face26とつくづく感じました!





純米酒を初めて飲みました。。僕はアルコールに弱いのですが、酔わなかったです。後味が水の様です。まったくアルコールの臭みも感じない。。。。今度日本に帰ったら日本酒造りも見学しに行こうットface16





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この記事へのコメント
素晴らしいクオリティーのお蕎麦ですね!
私も食べたかったw

タスマニアで蕎麦の実が作られていたなんて知りませんでしたね~。
お水と空気が世界で一番美味しい場所で作られる作物でできた蕎麦は絶品なんでしょうね☆
Posted by 小梅小梅 at 2011年04月20日 08:43
小梅さま
すごくいい香りでしたよ。お蕎麦の繊細な香りを初めて嗅ぎました。本物を知ることは大切だなと思いました。『判断』する基準がないと何でも食べてしまうよね。だから子どもが食べるアイスクリームやポテトチップスとかも自家製にしようと思います。『家』で食べた方が美味しいと思ったら将来に選ぶ『道』のひとつになるかなと思います。

ゴールドコーストに来たら新ばしに行こうね。
Posted by KK at 2011年04月27日 17:56
 
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    コメント(2)