2011年09月16日

コアラの子別れブーム

カランビンワイルドライフサンクチュアリーにて・・・・・・・・・・icon05

今の時期、カランビンでは多くの生後1年足らずのコアラの子どもとお母さんコアラを見ることが出来ます。載せている写真の子どもコアラたちの大きさは、もうお母さんから離れる大きさです・・・・・・・涙。

子コアラは袋の中に入れなくなるとおかあさんの背中に登ったりお腹にくっついたりします。






学名は、Phascolarctos cinereus、その意味は『灰色のクマ』という意味です。オーストラリアの代名詞と言える動物ですねanimal03animal03


1984年、親善大使としてコアラは日本へ送られました。当時、気候を配慮して東京都の多摩動物公園にはVICコアラ、名古屋市の東山動物園にはNSWコアラ、鹿児島市の平川動物園にはQLDコアラが贈られました。それぞれの動物園では1.5億〜5億円程の費用がかけられてコアラの飼育設備が整われたと言います。

超VIP待遇〜〜〜〜〜〜nature19






妊娠期間は約5週feel03生まれた時は体長約2cm体重約1gです。ちょうど小豆くらいの大きさかなfood49。おかあさんの背中に登れるようになるまでの半年間、育児袋で育てます。コアラの袋は同じ有袋類のカンガル-の袋が上向きについているのに対して下向きについています。野生のコアラの寿命は約10年(保護されているコアラは平均16年。ローンパインコアラ保護区では23歳のコアラがいましたね)






コアラは『飼育』することが大変なんです。毎朝、新鮮なユーカリの新芽を用意しないといけない。。しかも毎回違う種類を食べられるようにします。。もともと縄張りが強いから、色々な種類のユーカリを一度に与えることによって『満足度』を最大限に高めてあげるのです。そうすると縄張り意識も弱まっていくのですね。


だからコアラはよく、限られたユーカリの種類でしかも、新芽の部分しか食べないので『贅沢な生き物』『わがままな生態』と言われ、笑いを取られがちです。

でもコアラからしたらそれは大きな誤解なのです。

通常、野生のコアラは広い広い縄張りを持ちます。特に、雄は通常1頭で暮らし、大人の雌同志もお互いの縄張りを持っているので行動範囲があまり重なっていません。雄は胸に「臭線」があり、においのエキスを木々などの縄張りになすりつけます。

その為、保護区もしくは動物園でみるような『寮生活のような団体行動』は大の苦手なのですね。






コアラの保護が最初に始まったのは1927年ブリスベンです。それまでは至る場所で『毛皮』を獲る為に乱獲されていました。その為、特にケアンズではコアラの食べるユーカリは生えているけども無人船の如く、住んでいるべきコアラを見ることは出来ないのです。また、現代では住宅建設の為にユーカリ林が伐採されて、生息区域が縮小し、飼い犬や交通事故による事故も後を立ちません。

ブリスベンに行く途中にKoala Hillsという地域はあるのですが、その地域の森が新興住宅建設のため伐採されて名付けられた名前が『Koala's Heaven』.......身体にポッカリと穴をあけられた気分でした、

本来、森の中で悠々と1頭で生活をしているコアラ達に共同生活をしなければいけない状況や環境を作ってしまったのは『人間の行い』なのですね。

だから余計にLone PineやこのCurrumbin Wildlife Sanctuaryの徹底してた保護のしかた、ボランティアの仕組み、活動の仕組み、運営方法、苦労話、感動する話などはとても為になります。





さ、話が長くなるので今日はココまで。またいつかコアラのお話をしようと思います。

新しい生命・・・全ては未来の為に・・・face02





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この記事へのコメント
大阪の天王寺動物園にもいるよ。^^


コアラは1年で親離れするんですね。
悲しいですか?

親と一緒にいる間に、たっぷりの愛に包まれながら、生きるための知恵と勇気を身につけて
独り立ちする準備をするんですよね。
人間も、見習わなければ。。。
近い将来独り立ちする我が子の姿を見据えて、
今を共にいきなければいけないよね。

コアラの話の続き、また聴かせてね。^^
Posted by なお at 2011年09月16日 23:59
なおさま
今は設備が整ったので多くの動物園で飼育されているみたいですね。
昨日、山ヘ行った時に馬の親子に遭遇しました。子馬はお母さんに甘える甘える♡


愛情たっぷりという言葉が響きました。
Posted by k at 2011年09月20日 04:29
 
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    コメント(2)