2011年12月15日

B.R.N.P⑤ タロウが見つけたもの

海抜1200mの花崗岩の頂上に着いたら雲海も消えていったicon02icon02feel17

てっぺんは平らだった。微かにまるみを帯びている。。問題なく歩けるが、道をそれたらたちまち危険度が増す。





そして驚く事に小さな森が存在していた。

巨木が生い茂るユーカリの森は遠く眼下にみえるだけ。。。nature03

なのに何億年もの浸食の為、頂上付近には土壌がないのにも関わらず森が存在していた。

タロウが見つけたpeople07

『これだ!』





地衣類!!



この存在が、風化している花崗岩のてっぺんには、ありえないはずの森を支えているんだ。地衣類はよく見かける。オーストラリアでも日本でも樹木の表面や、岩やコンクリートの壁などに存在している。

実はこの地衣類・・菌類と藻類からなる共生生物なのです。ようはドラゴンボールのフュージョンのように菌類と藻類が合体している共生の姿なのです。ただ日本でも◯◯ゴケ・・・・などと『苔』という呼ばれ方をしているから苔だと思ってしまう。

特徴はどこでも『生きられる』という事。

だから極寒の南極大陸や有毒ガスの出る火山性地域にも生きられる種類がある事で有名です。

共生と言えばクマノミanimal01food47イソギンチャクの共生関係は有名だ。

ちなみ地衣類の共生のメリットとは・・・・菌類は乾燥や極寒の環境変化から藻類を保護しpeople12people13藻類は光合成にするから栄養供給の役割を担っている。

まぁ夫婦も共生だから。

さてさて地衣類が住み始めると、葉っぱがどこから飛んで来た時にストッパーの役目をする。

そうすると葉っぱの分解が始まる





分解が始まれば養分となる

養分が溜れば住みつく菌類、藻類、地衣類などの住居人が増えて、さらに飛んで来た落ち葉の受け皿が大きくなる。

何も居ないはずの世界に腐葉土ができてしまう。。。奇跡だ。。。face19

そして・・・



森が始まる・・世界が始まる






水も溜る






世界は共生から始まる。。どちらか一方が利益を受け、どちらか一方は害を受ける世界なら滅びる。確実に滅びる。

世界の始まりが教えてくれる事実です。

誰も来ない古き花崗岩のてっぺんに答えがあった。

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この記事へのコメント
地球の始まりを見つけましたか。


地衣類も苔といってることが多いです。
苔は草の台と書く。
つまり、生態系の一番の始まり。
とても大事な存在なんですね。

地に這いつくばって眺めていたらそこに森が見えますね。^^


そして、なんて素敵な空なんでしょう。

目を瞑っていたら、地球がまるごと感じられそうな場所ですね。
Posted by なお at 2011年12月21日 23:11
なおさん
南極へ行ってみたいな〜。メルボルンから行けるんです。そこで太古の大陸を見たい・・・・植物が大陸に上陸した時代の景色・・いいですよね。
Posted by KK at 2011年12月26日 13:20
 
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    コメント(2)