2010年07月10日

土ボタル 森の魔法使い

場所はスプリングブルック国立公園。

ナチュラルブリッジが有名なのですが、人が多過ぎてマナーの悪い人も多く不愉快な事も多数経験してます。

なので個人で行く時は、誰も知らない場所で一人森へ入ります。

土ボタルはゴンドワナ多雨林保護区域ならば生息する原始昆虫。

実は土ボタルは古くはジュラ紀の時代からの昆虫なのです。

太古の世界、世界中の大陸は一つの塊でした。土ボタルはその時代に誕生し、世界の大陸が分かれた現在、オーストラリアやニュージーランド、北米、南米、日本、インドネシアなど幅広く見られます。

オーストラリアの土ボタルは大きく分けて5種類ありまして、近い種類が北アメリカや日本の八丈島にもいますよ。

arachnocampa luminosa (NZの個体)
richardsae(シドニーの個体)
Mount Buffalo(メルボルンの個体)
tasmaniensis(タスマニアの個体)
flava(ゴールドコーストの個体)

arachnocampaのarachnoはラテン語で『クモの糸のような』、campaは 『ウジ虫のような』という意味です。


ライフスパン:
卵(3mm/2週間でふ化)→幼虫(2mm〜40mm/9ヶ月)→サナギ(12mm〜18mm/1週間)→成虫(12mm〜18mm/1週間)




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




ほら・・⇧
糸がシャンデリアのように垂れ下がっています。夜には糸は見えませんが、昼間はこのように獲物を捕る糸ごと土ボタルが見られます。

虫は走光性があるので、街灯に向かっていく習性がありますよね。そんな虫の性を利用して、土ボタルは暗くなると。。。。

発光器官をッポ・・ッポ・・・と光らせます。






face02⇧こんな感じで発光します。

ワイトモ洞窟やメルボルンの洞窟、タスマニアの洞窟内の方が、垂れ下げる糸はゴールドコーストのそれよりも長いです。
ゴールドコーストなど森のなかは、長くても5cm程度、洞窟内ならば同じ大きさの土ボタルの幼虫でも20cmくらいの糸を垂れ下げるのです。

そしてどんなに綺麗でも、感動しても声を出さない事。。。懐中電灯を照らしたり、フラッシュをたいて写真撮ったり。。ね^^

僕たちは土ボタルの生活をじゃましてはいけませんからね。。僕たちだって誰かにされたら不快に感じるでしょうからね。








その感動は、まさに魔法使いのように大きな感動を与えてくれるでしょう。

ジュラ紀から続く、、太古の遺伝子。。。。ゴンドワナ大陸が存在しない今、、森の魔法使いは何を語るのでしょうか。。。

                     
                                        そんな事を考えてました。。
                                    


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