2012年07月29日

Rio+20『リオの伝説のスピーチ』から20年経過

環境問題は私には関係ない。。。今は生きていられるし自分には関係ない。それより欲しいものある。やりたい事もある。

確かに。。表向きは関係ないと思ってしまう。そして関係ないと思わせる日常の管理は支配階級の仕事。

ですがひとたび政治問題と捉えると、それは人間の社会の問題となり解決できるはずの課題となるのです。20年前は12歳だったセバン・スズキさんによるリオの伝説のスピーチ(http://www.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg)がありました。20年前と比べると環境全体も社会全体は悪化してます。では20年後は??

それは’今の自分次第’。どんな仕事でも極めようとすれば’環境’にぶち当たる。環境に生かされている事に気付けば、発言だって行動だって気持ちだって’変る’。ありきたりのきれいごとなんかじゃない。運命の歯車なんか自分でどうにでもできる。やろうとすれば、行動すればきっと誰かが支えてくれる。そしてその行動はいつしか’未来の為の行動’になっていると思います。

ムヒカ大統領の言葉に感動しました。そして翻訳をしてくれたUchimuraさんにも感謝です。どうか読んで下さい。他にも『ムヒカ大統領の記事を翻訳して思ったこと』などの記事が載っています。

http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/

ムヒカ大統領の英語でのスピーチです。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=ezofj2ydzz4

『ムヒカウルグアイ大統領のリオ会議スピーチ: (訳:打村明氏)




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会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。

ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。

しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。

息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?

マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。

私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?

このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。

現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。

このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売っては行けない社会にいるのです!そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。

石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

昔の賢明な方々、エピクレオ、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ

これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。

国の代表者としてリオ会議の決議や会合をそういう気持ちで参加しています。私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。

根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。


私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。でも、1300万頭の世界でもっとも美味しい牛が私の国にはあります。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。

私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。

そして自分にこんな質問を投げかけます:これが人類の運命なのか?私の言っていることはとてもシンプルなものですよ:発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。

幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

ありがとうございました。
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http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/ より転載。』

ウルグアイは16歳の頃サッカーの試合で訪問した国です。南米遠征においてもっとも僕の印象に残っている国でした。ブラジルやアルゼンチンとは雰囲気がなんだか違う感じだったのを覚えています。ゆったりしていて、人も少なくてのんびりしていてゴールドコーストのような雰囲気でした。


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この記事へのコメント
セヴァンのスピーチから20年。
彼女はそのスピーチに忠実であり続けています。
大人になって、経済や政治が絡む世界の複雑な成り立ちも知りましたが、子どもの頃に抱いたヴィジョンを持ち続けて成長しました。
とは、彼女の父親の言葉です。

母親になったセヴァンは、「大切なのは生活の質と健康、そして子ども。だから、私は自己中心的に、自分たちをどう救うかを考えていきたい」と
未来の子ども達のために発言を続けている。


以下、セヴァンの言葉です。

私と同世代で環境に興味のある人たちは、出産に興味を持っています。
若い環境活動家たちは、子どもを持つべきではないと思っている。
環境に与える影響が大きすぎるからです。

その子を北米の消費社会に参加させるだけでも
環境への影響は影響はバングラディシュの20倍です。

つまり先進国で人口の減少を招くのは、資源の大量消費なのです。

でも、私は賛成できません。
“子どもを持たない”と決めるなんて。
だって、自分の子どもを心配する両親こそ、
環境問題の一番の希望だと思うから。

人々が将来について本気で心配するとしたら、
木々やハチのことではありません。

自分たちの子どものことです。

私達が考えるべきことは、現実に起こっている
様々な環境問題の先にどんな未来が待つのか
私たちの子どもの未来を守るために
生き方を変えなくては

私はそのためにリオのサミットに行きこう言いました。
「“人を作るのは行動だ”と父は私に言います。
皆さんの行動に私は泣いています。
大人たちは“愛している”と言います。」

でも状況は変わっていない。
あれから何年も経つのに同じことを言っている。
私は まだ信じています。
希望を持ち続けているけど、時々つらくなる。


    以上、映画『セヴァンの地球のなおし方』より。

大切なのは生活の質と健康、そして子ども。
このコトバに共感しました。
生活の質とは、お金がたくさんあることではありません。
物質的に裕福なことでもありませんよね。

まずは、自分のことから始めよう。
それが、周りをも動かして行くと信じるから。

長くなってごめんなさい。
どこも削ることができなかったから。
Posted by なお at 2012年08月04日 22:39
 
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